本日午前、Zoomを使ったウェブイベントを開催しました。
このイベントは法人化以降の当会の恒例行事と位置付けてきた『タウンミーティング』の代替イベントとして開催されました。
冒頭に日吉理事よりこれまでのコロナの感染状況などを鑑みた当会の活動、会員様の活動などについてお話しして頂きました。日吉理事が冒頭でご挨拶申し上げるのはタウンミーティング恒例となっています。
妙中理事長から、これまでの医工連携の背景をご紹介頂いたのちに、今年や来年の政策動向や、開発トピックなどをご紹介いただきました。
続いて巽副理事長より、新しい補助人工心臓の開発から保険適用まで詳細にご紹介頂きました。
人工心肺用の血液ポンプ『BIOFLOAT-NCVC』は先行して出されていましたが、今回は『バイオフロート補助人工心臓セットHC』として、新たに薬事承認や保険適用に向かっているストーリーをお聴きすることができました。
今回の遠心ポンプを用いた人工心臓システムは2006年から開発されたそうですが、その前の1987年には国立循環器病センターで関連する研究が始まっていたとのことです。
薬事承認までの期間短縮の背景に、ガイドライン策定があったことも紹介されました。
参考資料
国立循環器病研究センター: 世界初かつ唯一の動圧浮上非接触回転型遠心ポンプを用いた体外設置型連続流補助人工心臓システム「バイオフロート補助人工心臓セットHC」の保険適用の報告